太古の滴 花巴「菩提もと」純米大古酒 日本清酒発祥の地、古都奈良。
菩提もと造りとは、室町時代(1400年初め)に奈良、菩提山正暦寺において創醸された醸造法です。
後に「生もと」「山廃もと」へと発展していく事となる菩提もと造りは、製造工程で「生米」を使用する事を特徴としており、中世室町期の「僧坊酒」の造りが正暦寺において約500年ぶりに復活しました。
正暦寺領の米と水を用い、境内より分離した「正暦寺乳酸菌」「正暦寺酵母」の働きにより「もと」を造り、これに近代醸造法を融合させた、奈良県独自の地域特性のある濃醇旨口の純米酒です。
この復古酒を、美酒の三河屋では平成十酒造年度分から平成十四酒造年度分までの5年間分に渡って販売封印し、冷蔵貯蔵をしました。
古都奈良で生まれた清酒の起源、菩提もと造りの大古酒を一献傾けて、悠久の歴史へ想いを馳せてみてはいかがでしょうか、、、 写真の説明 上段左:平成十酒造年度(平成12年3月瓶詰) 上段中:平成十一酒造年度(平成13年2月瓶詰) 上段右:平成十二酒造年度(平成13年11月瓶詰) 下段左:平成十三酒造年度(平成16年2月瓶詰) 下段中:平成十四酒造年度(平成16年2月瓶詰)